トラックのパワーゲートが動かない!故障箇所は意外と少ない解決方法

パワーゲートが動かなくなるには前兆があったりしますが、

突然動かなくなるのは電気系統が怪しいかもしれません。

いくつか考えれるパワーゲートの動かないことをまとめていきます。

パワーゲート故障症状

パワーゲートが動かないのは種類によって故障の箇所が変わって来ます。

  • •格納ゲート、アーム式

こちらは左右の油圧シリンダーでパワフルに昇降します。

  • •垂直、スライドリフト

こちらは一本のシリンダーで昇降します

原理は一緒ですが、それぞれで動かなくなるには故障の症状がことなってきます。

スイッチ系 ヒューズ

電気系統で一番考えれるのはヒューズなどをまずは疑っていきましょう。

まずヒューズが飛んでしまう原因は以下の通りです。

  • •漏電によりヒューズ飛び
  • •配線同士のショート
  • •メインヒューズの錆で電流が流れにくい

普段普通に使っていればこんなことになりにくいですが、故障は突然にやってきます。

3つ目のヒューズが錆で電流が流れにくいのは実際経験したビックリするような症状でした。

使用していた地区は雪国でフレームも錆、腐食などがひどい車両でした。

メインヒューズを交換したら問題なく動作してました。

モーター系、オイル

モーター系、パワーユニットが不調となりパワーゲートが動かないということもあります。

パワーユニットが故障をすると昇降動作も不可となり、交換するとかなり高額な部品となる

万が一パワーユニットを交換をすることになれば中古品を探すことをおすすめします。

オイル量が不足している

パワーゲートのシリンダーを動かすための作業油が不足している可能性もあります。

パワーゲートが動かなくなるほどのオイルが入っていないのは油圧ホースもしくは

シリンダーから漏れている可能性が大きいです。

油圧ホースが破れていないかの点検をしましょう。

配線断線、漏電による配線焼け

配線の断線や漏電によりパワーゲートが動かなくなることもあります。

主にリモコンの断線によることが多い

リモコン以外の配線の断線であれば配線を探し出すのには手間がかかるため

専門業者に修理を依頼した方が良いです。

ワイヤーが切れてしまっている

パワーゲートの昇降する時は主に二種類の方法となってます。

  • •ワイヤーで昇降
  • •油圧シリンダー

どちらも油圧シリンダーで昇降しますが、格納ゲートやアーム式ゲートは油圧シリンダーのみとなりますが、

垂直ゲートや引き出しリフトなどはワイヤーで動作しております。

ワイヤーは劣化すると切れてしまうので、本来であれば定期的に点検をしてキンクしていないかを

点検した方が良いでしょう。

ワイヤーが切れてしまっている場合は、交換するしか方法はありません。

一部の車両ではセンサーが誤認して動かないときあり

パワーゲートを動作するのにあたり、パワーゲートの巻き込み防止装置がついております。

巻き込み装置が反応しており、パワーゲートを動かすことができていない可能性もあります。

その他はスライドリフトの車両は後ろにある荷箱に入室するための昇降ステップが

外に出っ放しになっている場合もパワーゲートが反応しません。

まずは、以上の2点の確認をしてみましょう。

簡単に確認できることは自分でやろう!

パワーゲートの動かなくて故障していたりするのは色々と考えれますが、

自分でも確認できるのことは確認してみましょう。

  • •ヒューズの確認 
  • •ワイヤーの切れ確認 キンク確認
  • •パワーゲート巻き込み防止装置の確認
  • •オイル量の確認 パワーユニットに窓あり

以上の4点は簡単な確認できますので、点検を兼ねて見てみることをおすすめします。

不明な場合は迷わず修理工場

パワーゲートの点検をして原因も不明な場合はすぐ修理工場に搬入しましょう。

仕事で使われているのが大半を占めているでしょうから時間の無駄にならないように

見てもわからない場合は迷わず入庫した方がいいです。

最後にパワーゲートが動かなくるまとめ

様々な原因でパワーゲートは動かなくなることがあります。

修理工場に搬入しても簡単な修理でも時間はかかってしまうことがありますので、

仕事に空きがでてしまってはトラックの意味がなくなってしまいます。

どうしてもわからない場合は迷わず、修理工場に入庫しましょう。

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